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第34回日本乳癌学会学術総会(The 34th Annual Meeting of the Japanese Breast Cancer Society)

委員会企画

委員会企画 編集委員会

  • 6月25日(木)9:55-11:40
  • 第5会場(国立京都国際会館 2F Room B-1)

Breast Cancer企画 (編集委員会企画)~臨床研究を楽しもう~ 概要

Breast Cancer編集委員会では、毎年医学研究を活性化し、論文執筆を促進するための企画を行っております。今年は臨床に即した様々な臨床研究を行ってきた三好先生に登壇いただき、臨床研究の面白さやデータの見方についてお話していただきます。臨床研究に興味がある方だけではなく、臨床現場で困った経験のある方の解決法を探るうえで大変参考になる内容だと思います。皆様のご参加をお待ちしております。

座長
上野 貴之(がん研究会 有明病院 乳腺センター)
Best of Breast Cancer
表彰式
伏見 淳(東京慈恵会医科大学附属病院 乳腺・甲状腺・内分泌外科)
河村 千登星(筑波大学医学医療系)
井本 滋(川崎市立川崎病院 乳腺外科)
宮下 穣(東北大学大学院医学系研究科 乳腺・内分泌外科学分野)
覺本 晃成(東京女子医科大学附属足立医療センター)
牛草 健(聖路加国際病院)
高橋 將人(北海道大学病院 乳腺外科)
松本 望(東京医科大学病院 乳腺科)
関 大仁(独立行政法人国立病院機構 東京医療センター 乳腺外科)
青山 陽亮(公益財団法人がん研究会 有明病院 乳腺内科)
第27回
Breast Cancer
優秀賞講演
河合 佑子(慶應義塾大学医学部 一般・消化器外科/杏林大学医学部 乳腺外科)
山口 雄(虎の門病院 臨床腫瘍科)
Reviewer
賞表彰式
藤井 孝明(日本医科大学付属病院 乳腺科)
押 正徳(公立大学法人 横浜市立大学附属病院)
二村 学(岐阜大学医学部附属病院)
桑山 隆志(地方独立行政法人東京都立病院機構 東京都立駒込病院)
吉田 雅行(社会福祉法人聖隷福祉事業団 聖隷浜松病院附属診療所聖隷健康診断センター)
小山 諭(新潟薬科大学 医療技術学部)
石塚 由美子(順天堂大学医学部附属 順天堂医院)
演者
三好 康雄(箕面市立病院 乳腺センター)
ディスカッ
サント
田辺 真彦(東京大学医学部附属病院 乳腺内分泌外科)
柏木 伸一郎(大阪公立大学大学院 乳腺外科学)
堀本 義哉(東京医科大学 乳腺科学分野)
黒住 献(群馬大学大学院医学系研究科 総合外科学講座)

委員会企画 保険診療委員会 新規医療機器評価小委員会(ラジオ波焼灼療法)

  • 6月25日(木)16:15-17:55
  • 第5会場(国立京都国際会館 2F Room B-1)

乳癌ラジオ波焼灼療法の現状と課題 概要

2023年12月1日にラジオ波焼灼療法(以下RFA)の早期乳癌への適応拡大よび保険収載が承認された。乳癌RFAの承認条件として日本乳癌学会に適正使用指針の作成と会員/市民への周知が示された。日本乳癌学会は乳癌ラジオ波焼灼療法検討ワーキングを組織し、施設要件、術者要件、患者選択基準、標準的治療法と実施手順を作成し会員および市民へ公開した。また、RFA術者認定の条件を、①施設要件および術者要件を満たすこと、②e-ラーニング受講(術者用と病理医用)③NCD乳癌登録に実装したRFA症例登録システムへ症例登録すること(3年間目途)とし、術者申請内容を認定委員会にて審査することとした。保険収載後約2年が経過した2025年12月26日時点で226人の乳腺専門医が認定を受け、全国135施設で実施可能となった。乳癌ラジオ波焼灼療法検討ワーキングの業務は新規医療機器評価小委員会に引き継がれた。新規医療機器評価小委員からRFAプロトコール治療で決められた標準的手技や病理診断について発表頂くとともに、全国のRFA導入施設より課題と現状をご報告していただく。

座長
高橋 將人(北海道大学病院 乳腺外科)
木下 貴之(国立病院機構東京医療センター 乳腺外科)
演者
吉田 正行(国立がん研究センター中央病院 病理診断科)
枝園 忠彦(岡山大学病院 乳腺・内分泌外科)
田中 喬之(山形大学附属病院 第一外科)
田嶋 裕子(産業医科大学医学部 第2外科学)
高橋 三奈(国立病院機構 四国がんセンター)
大山 友梨(神戸市立医療センター中央市民病院)
千野 辰徳(信州大学医学部 外科学教室 乳腺内分泌外科学分野)
田辺 直人(東京都立多摩総合医療センター 乳腺外科)

委員会企画 学術委員会

  • 6月25日(木)16:15-17:45
  • 第6会場(国立京都国際会館 2F Room B-2)

研究奨励賞受賞講演および日本乳癌学会班研究報告 概要

本学術委員会企画では、第32回研究奨励賞受賞者による受賞講演を通じて、将来の乳癌研究を担う新たな知見を紹介する。また、第31回班研究「国内乳癌治療施設における診療の質の向上と診療情報の最適化に関する研究」の中間報告、ならびに第30回班研究「乳癌領域における医療経済評価の取り扱いの指針作成に関する研究」の最終報告を行う。これらの成果を通じて、乳癌診療の質の向上、診療情報基盤の整備、さらには医療経済評価の適切な活用に関する知見を学会員と広く共有し、我が国における乳癌診療および研究のさらなる発展に寄与することを目的とする。

座長
平 成人(川崎医科大学 乳腺甲状腺外科学)
田辺 真彦(東京大学医学部附属病院 乳腺内分泌外科)
第32回
研究奨励賞
臼井 健(大阪大学大学院医学系研究科 乳腺・内分泌外科学)
河村 千登星(筑波大学医学医療系)
能澤 一樹(名古屋市立大学大学院医学研究科 共同研究教育センター  臨床研究戦略部 先端医療・臨床研究開発学分野)
演者
相良 安昭(社会医療法人博愛会 相良病院)
岩谷 胤生(聖マリアンナ医科大学 乳腺・内分泌外科学)

委員会企画 総務委員会 会員サービス検討小委員会

  • 6月25日(木)8:30-10:00
  • 第7会場(国立京都国際会館 1F Room D)

Grand generation(GG)のキャリアパスを考える 概要

近年、学会におけるシニア会員の増加に伴い、定年や第一線からの退職を機とした学会からの脱会が課題となっています。長年培われた豊富な知識、経験、そして技能は、本学会のみならず、今後の乳癌診療の発展にとっても極めて貴重な「財産」です。本企画は、いわゆる「Grand generation(熟年世代)」のシニア会員の方々が、定年後も多様な形で「生涯現役」として乳腺関連の仕事に携わり続け、本学会を拠点として長く活躍していただくためのキャリアパスを提示することを目的とします。長年学会を支えてきた会員がその経験を次世代へ継承し、自身も新たなやりがいを持って活動できる環境づくりを目指します。定年後も様々な形で乳腺関連の仕事を長く続けている先輩会員数名を演者としてお招きしてその内容ややりがいをご講演いただくと共に様々な課題や学会としての支援の在り方についても総合討論したいと思います。

座長
島津 研三(大阪大学 乳腺内分泌外科)
井口 雅史(金沢医科大学 乳腺外科)
演者
粉川 庸三(白浜はまゆう病院 乳腺外科)
矢野 健二(大阪ブレストクリニック)
酒井 裕美(富山県立中央病院 外科外来)
吉本 賢隆(よしもとブレストクリニック)

委員会企画 医療DX-AI委員会

  • 6月25日(木)10:10-11:40
  • 第7会場(国立京都国際会館 1F Room D)

医療DXオンサイトフォーラム リアルでシーズニーズマッチング 概要

日本乳癌学会 医療DX-AI委員会では、乳癌領域における医療DX・AI活用の推進と、次世代を担う学会員・研究者のネットワーク構築を目的とし、対面形式でのフォーラムを開催いたします。
本企画は、昨年10月のオンラインミーティングの続編として、臨床現場の「ニーズ」に焦点を当てた「AIを活用してみたいが何から始めればよいか分からない」「共同研究先やデータの確保方法が見つからない」といった構想・計画段階の課題を抱える方を対象に、「ニーズ」にもとづくアイデアのプレゼンテーションを行います。本セッションではアイデアを具体的なプロジェクトに進めるための支援として、アカデミアや企業のエキスパートをコメンテーターに迎え、臨床的な必要性や社会におけるValue、技術的実現可能性、データ取得方法、コラボレーションに向けたTipsなどを議論します。
もちろん、まだ具体的なアイデアはないけど話を聞きたいだけの方も歓迎します。未来の乳癌診療の改善につながる医療DX-AI活用をめざし、皆様の積極的なご参加をお待ちしております。

座長
林田 哲(慶應義塾大学医学部 乳腺外科)
片岡 正子(京都大学医学部附属病院 先制医療・生活習慣病研究センター)
演者
石井 慧(京都大学医学部附属病院 乳腺外科)
四方 翔平(慶應義塾大学医学部 外科学(乳腺))
一場 慶(群馬大学医学部附属病院 看護部)
村上 朱里(愛媛大学医学部附属病院乳腺センター)
桜井 なおみ(一般社団法人CSRプロジェクト)
馬淵 ゆり(がん・感染症センター都立駒込病院 外科(乳腺))
コメン
テーター
島原 佑基(医療AI推進機構(MAPI))
今西 勁峰(イーグロース株式会社)
八上 全弘(京都大学先制医療・生活習慣病研究センター (情報システム部門))
伏見 淳(東京慈恵会医科大学 呼吸器外科 乳腺・内分泌外科)

委員会企画 将来検討委員会(乳房再建WG)

  • 6月25日(木)8:30-10:00
  • 第8会場(国立京都国際会館 1F Room E)

乳房再建普及・発展に向けて乳頭温存乳房切除(NSM)を考える 概要

乳癌術後の乳房再建は、2006年の皮弁再建、2013年のインプラント再建、2020年のリスク低減手術、と徐々に保険適用が広がってきた。しかしながら、2022年の再建率は乳房全摘術の13%にとどまり、諸外国との差が大きく、また国内の地域差も大きい状況である。乳房再建の普及には多くの課題があるが、今回は技術的な側面に焦点をあてて、乳頭温存乳房切除(NSM)に関わる下記①から⑥の諸問題を取り上げる。全国統計ではいまだNSMの施行率が低く、多くの乳腺外科医の中にNSMにいまだに取り組めない技術的問題が潜在している可能性がある。NSMは再建に直結するため、本セッションを通じてNSMおよび乳房再建の普及の一助になることを目指す。
①NSMの腫瘍学的側面
②NSMの技術的留意点
③内視鏡およびロボット外科の現状と課題
④インプラント皮下留置に向けての現状と課題
⑤広背筋皮弁の可能性
⑥胸背血管を用いた遊離皮弁再建

座長
座波 久光(中頭病院 乳腺科)
森 弘樹(東京科学大学 形成・再建外科学分野)
演者
枝園 忠彦(岡山大学病院 乳腺・内分泌外科/岡山大学病院 乳がん治療再建センター)
松井 恒志(富山大学学術研究部医学系 消化器・腫瘍・総合外科)
阿部 典恵(中頭病院 乳腺科)
白石 知大(杏林大学医学部 形成外科)
冨田 興一(近畿大学医学部 形成外科)
矢野 智之(がん研究会 有明病院 形成外科)

委員会企画 チーム医療推進委員会

  • 6月25日(木)13:00-14:00
  • 第8会場(国立京都国際会館 1F Room E)

新しい乳がんチーム医療の拡がり 概要

日本乳癌学会では、2024年に「日本乳癌学会乳がんチーム医療看護師制度」を制定した。この制度は、乳がん看護に関心をもつ看護師の乳がん治療および看護における知識と技能を高め、乳がんチーム医療の向上を図ることにより,乳がん医療の向上に貢献することを目的としている。日本乳癌学会チーム医療推進委員会の乳がんチーム医療看護師制度WGが中心となり、研修の企画・実施を行っている。昨年、2025年7月1日から9月30日まで、スタンダードレベル研修e-ラーニングを開講した。受講者数は、会員312名(完遂率85.6%)、非会員1,527名(同88.6%)であった。本委員会企画では、事後アンケートの結果と、受講者の臨床での取り組みの実際を紹介し、新しい乳がんチーム医療の拡がりについて意見を交わしていく。さらに、アドバンストレベル研修について紹介する。

座長
寺田 かおり(秋田大学医学部附属病院 乳腺・内分泌外科)
渡邊 知映(昭和医科大学 保健医療学部)
演者
山本 瀬奈(大阪大学大学院医学系研究科 保健学専攻)
藤原 キミ(社会医療法人近森会 近森病院 看護部)
戸畑 利香(相良病院 看護部)
恵美 純子(広島市立北部医療センター安佐市民病院)
渡邊 知映(昭和医科大学 保健医療学部)

委員会企画 将来検討委員会(リキッドバイオプシーWG)

  • 6月25日(木)13:00-14:00
  • 第10会場(国立京都国際会館 1F さくら)

乳癌リキッドバイオプシーの最新動向 ー検診・早期再発診断・転移再発ー 概要

乳癌におけるリキッドバイオプシーの最新知見を共有するとともに、その社会的課題について議論します。
リキッドバイオプシーは、ctDNAや循環miRNAなどのバイオマーカーを用いることで、低侵襲に腫瘍のゲノム情報を把握できる新しい検査手法として研究が進んでいます。乳癌の診断や治療効果判定、再発モニタリングなどにおいて、患者負担の少ない包括的なゲノムプロファイリングを可能にし、個別化医療の向上に寄与する技術として期待されています。
近年では、血液中の腫瘍由来DNAを用いた微小残存病変(MRD)の早期検出による再発予測や、再発乳癌におけるESR1変異の検出とそれに基づく新規内分泌治療薬の選択など、治療戦略に直結する臨床応用が進展しています。また、ESMO 2025などで報告されたGRAIL社の多癌早期検出(MCED)検査のように、将来的ながん検診への応用も議論されており、リキッドバイオプシーの役割はさらに拡大しつつあります。
本ワーキンググループでは、これらの研究動向を踏まえ、乳癌診療におけるリキッドバイオプシーの意義と役割を再考するとともに、術後モニタリングや転移・再発症例での活用に関する最新情報を共有します。また、今後の臨床応用や社会実装に向けた課題について、会員の皆様と活発なディスカッションを行う予定です。
多くの会員の皆様からご意見をいただきたいと考えておりますので、ぜひご参加ください。

座長
上野 貴之(がん研究会 有明病院 乳腺センター)
多田 寛(東北医科薬科大学病院 乳腺・内分泌外科)
演者
下村 昭彦 (国立健康危機管理研究機構 国立国際医療センター がん総合内科/乳腺・腫瘍内科)
内藤 陽一 (国立がん研究センター東病院 総合内科)
多田 寛 (東北医科薬科大学病院 乳腺・内分泌外科)

委員会企画 診療ガイドライン委員会

  • 6月26日(金)16:15-18:15
  • 第3会場(国立京都国際会館 1F Annex Hall 2)

乳癌診療ガイドライン 2026年版:改訂のポイント 概要

日本乳癌学会より、『乳癌診療ガイドライン2026年版』が、4年ぶりに大改訂され出版されることになりました。
本ガイドラインは Minds診療ガイドライン作成マニュアル に準拠して作成されており、従来の 薬物療法、外科療法、放射線療法、疫学・予防、検診・画像診断、病理診断 の6領域に加え、QOL・医療経済評価 の領域が新たに追加されています。
本セッションでは、改訂のポイントについて、各小委員会委員長より解説いただきます。

座長
遠山 竜也(名古屋市立大学 乳腺外科)
演者
遠山 竜也(名古屋市立大学 乳腺外科)
永井 成勲(埼玉県立がんセンター 乳腺腫瘍内科)
坂井 威彦(がん研究会 有明病院 乳腺センター 乳腺外科)
吉村 通央(京都大学 放射線腫瘍学・画像応用治療学)
久保田 一徳(獨協医科大学 埼玉医療センター 放射線科)
本間 尚子(東邦大学医学部 病院病理学講座)
河合 賢朗(順天堂大学大学院医学研究科 乳腺腫瘍学講座)
木川 雄一郎(関西医科大学総合医療センター 乳腺外科)

委員会企画 規約委員会

  • 6月26日(金)16:15-18:15
  • 第6会場(国立京都国際会館 2F Room B-2)

取扱い規約第19版発刊後1年~考え方・使い方 概要

乳癌取扱い規約第19版が出版され約1年が経過し、日常診療や研究の現場において、改訂点や新規項目の解釈・運用に関する疑義や課題が顕在化してきた時期と思われます。本企画では、規約委員会よりLCIS、T分類、腫瘍径、肉眼分類、浸潤形態と間質量の項目を取り上げ、その改訂の背景、考え方、ならびに実際の使い方などについて提示いたします。さらに会員の皆様と実臨床に即した今後の規約運用や次回改訂に向けた建設的な意見交換を行い、現場の声を共有する双方向型セッションにしたいと考えています。

座長
山口 倫(長崎大学病院 乳腺センター/病理診断科・病理部)
川端 英孝(虎の門病院 乳腺内分泌外科)
演者
有賀 智之(東京科学大学総合外科学分野 乳腺外科)
森谷 鈴子(滋賀医科大学医学部附属病院 病理部)
二村 学(岐阜大学医学部附属病院 乳腺外科)
有馬 信之(くまもと乳腺外科病院 病理診断科)
吉田 正行(国立がん研究センター中央病院 病理診断科)
鹿股 直樹(聖路加国際病院 病理診断科)
堀本 義哉(東京医科大学医学部 乳腺科学分野)

委員会企画 国際委員会

  • 6月26日(金)8:50-9:50
  • 第7会場(国立京都国際会館 1F Room D)

SABCS2025優秀演題報告(Travel grant受賞) 概要

【国際委員会企画】SABCS優秀演題報告会のご案内
例年通り、国際委員会企画として、サンアントニオ乳がんシンポジウム(SABCS)の発表の中から優秀演題を選出し、Travel Grantを授与いたしました。
いずれの演題も、今後の乳がん診療に大きく貢献する素晴らしい内容です。皆様、ぜひご参加ください。

座長
原 文堅(愛知県がんセンター 乳腺科)

1. SABCS2025 Travel Grant表彰式
2. SABCS2025 Travel Grant報告

演者
昆 智美(東北大学大学院医学系研究科 乳腺・内分泌外科学)
西村 明子(がん研究会 有明病院 乳腺センター 乳腺内科)
下井 辰徳(国立がん研究センター中央病院 腫瘍内科)
石坂 欣大(がん研究会 有明病院/公立副生病院/杏林大学医学部付属病院)

委員会企画 総務委員会 臨床研究推進小員会

  • 6月26日(金)10:30-11:30
  • 第7会場(国立京都国際会館 1F Room D)

臨床研究推進小員会企画
医師主導試験の登録促進を目指した新たな取り組み
概要

既存のがん診療の治療成績は満足の行くものではなく、全てのがん診療は発展途上である。臨床研究から得られる科学的エビデンスの蓄積や研究的医療の実走の繰り返しが、新たながん診療の確立をもたらす。国内の臨床試験グループで乳癌に関する多数の臨床研究が実施されているが、その運用に関して、参加施設の人的なインフラや登録促進のための施設間の連携は必ずしも充実していない。本セッションでは乳腺や消化器腫瘍領域で、希少がんを対象とした登録に困難を伴う臨床試験の責任医師らが登壇し、登録促進のために必要なインフラや連携について発表・議論を行う。

座長
鶴谷 純司(昭和医科大学 先端がん治療研究所)
山下 年成(神奈川県立がんセンター 乳腺外科)
演者
ディスカッ
サント
谷口 浩也(愛知県がんセンター 薬物療法部)
尾崎 由記範(公益財団法人 がん研究会 有明病院)
ディスカッ
サント
吉波 哲大(大阪大学大学院医学系研究科 乳腺・内分泌外科学)

委員会企画 将来検討委員会(若手の教育・研修推進WG)

  • 6月26日(金)8:50-10:20
  • 第9会場(国立京都国際会館 1F スワン)

学会運営における若手グループの役割を他学会若手グループから学ぶ 概要

日本乳癌学会では、会員サービス小委員会主導のもと、若手医師のネットワーク形成と活動促進を目的として、2023年にMIRAY1(Multi Institutional bReast cAncer Young team No.1)を結成した。これまで医学生や初期研修医にとって、乳腺外科を知る機会や地域を越えた交流の場は十分とは言えなかったため、日本乳癌学会学術総会での若手医師の交流を目的としたMIRAY1フォーラムやブース展示、サマーセミナーや教育WEBセミナーの開催、公式LINEの運用などを通じ、若手医師への働きかけを行ってきた。一方で、活動の多様化に伴い新たな課題も明らかになりつつあり、サステナブルな活動を継続するためにはMIRAY1の今後の方向性を改めて検討する必要がある。
本セッションでは、MIRAY1のこれまでの取り組みと今後の展望を共有するとともに、他学会の若手グループで中心的に活動されている先生をお招きし、それぞれの学会における活動内容や今後の目標について紹介いただく。演者として日本臨床腫瘍学会の高野実利先生、日本放射線腫瘍学会の和田優貴先生、日本消化器外科学会の岡田拓久先生にご登壇いただく。ディスカッションでは、各学会での活動から得られた知見をもとに若手活動の意義や評価、今後の展望について意見交換を行い、日本乳癌学会における若手医師の教育・研修体制のあり方とMIRAY1の将来像について議論するとともに、各学会の若手グループ同士のつながりの強化を図る。

座長
村上 朱里(愛媛大学医学部付属病院 乳腺センター)
立花 和之進(福島県立医科大学附属病院 乳腺外科)
演者
高野 利実 (がん研究会 有明病院 乳腺内科)
和田 優貴 (秋田大学医学部附属病院 放射線治療科)
岡田 拓久 (群馬大学大学院総合外科学講座 消化管外科学)
Closing Remarks
増田 紘子(がん・感染症センター都立駒込病院 乳腺外科/臨床研究・治験センター)

委員会企画 登録・データサイエンス委員会

  • 6月27日(土)9:00-10:00
  • 第4会場(国立京都国際会館 2F Room A)

NCD乳癌登録を利用した研究;研究の中間報告 概要

乳癌学会では、NCD乳癌登録を活用した臨床研究の推進を目的として研究課題の公募および審査を行い、毎年度複数の研究課題を採択し研究支援を行っている。本企画では、2024年度および2025年度に採択された計6課題について研究の進捗および成果を報告する。これらの発表を通じて、NCD乳癌登録を基盤とした臨床研究の成果と可能性を共有し、乳癌診療の質の向上および今後の研究の発展に資することを目的とする。

座長
平 成人(川崎医科大学 乳腺甲状腺外科学)
新倉 直樹(東海大学医学部 乳腺・腫瘍科)
演者
堀本 義哉(東京医科大学医学部 乳腺科学分野)
武田 美鈴(三井記念病院 乳腺内分泌外科/東京品川病院 乳腺甲状腺外科)
伏見 淳(東京慈恵会医科大学 乳腺・内分泌外科)
寺尾 まやこ(東海大学医学部 乳腺・腫瘍科学)
小池 良和(川崎医科大学 乳腺甲状腺外科学)
石場 俊之・丸谷 早紀子(東京科学大学病院 乳腺外科)

委員会企画 働き方検討委員会

  • 6月27日(土)10:40-11:40
  • 第7会場(国立京都国際会館 1F Room D)

乳癌学会作成「患者さん説明動画」の紹介と生成AIの導入にむけて 概要

働き方検討委員会では、医療従事者の負担軽減と、患者さんの疾患・治療に対する理解度および満足度の向上を目指し、「患者さん説明動画」の制作に取り組んでまいりました。この度、HBOC、乳房再建、妊孕性温存をテーマとした動画が完成いたしましたので、皆様にお披露目させていただきます。また今後は、制作した動画に対話型生成AIを組み込み、患者さんの疑問に即座に答える仕組みを構築するなど、さらなる理解度向上に向けた取り組みを継続する予定です。今後の方針を共有し、より質の高いツールへと発展させるため、ぜひ皆様からの忌憚のないご意見を賜りたく存じます。是非ともご参加いただき、これからの乳腺診療について活発な討議ができれば幸いです。

座長
明石 定子(東京女子医科大学 乳腺外科学分野)
久保 真(九州大学病院 乳腺外科)
演者
恵美 純子(広島市立北部医療センター安佐市民病院)
塚部 昌美(大阪大学大学院医学系研究科 乳腺内分泌外科)
河合 由紀(淀川キリスト教病院 乳腺外科)
中山 貴寛(大阪国際がんセンター)

委員会企画 医療安全委員会1

  • 6月27日(土)14:10-14:55
  • 第10会場(国立京都国際会館 1F さくら)

模擬M&Mカンファレンス ~ミスから学び危機を避ける~ 概要

医療安全委員会企画「模擬M&Mカンファレンス ~ミスから学び危機を避ける~」では、乳腺診療に潜む“重大事故につながる危険因子”を可視化し、M&Mカンファレンスの枠組みで「ミスから学ぶ」場を提供します。外来・画像/病理評価・術前説明・入院/周術期・化学療法・退院支援まで、誤認(患者/部位/検体)、情報の取り違え、引き継ぎ漏れ、薬剤量・投与経路、アレルギー/併用薬、抗凝固管理、感染対策など、現場で起こり得るヒヤリ・ハットの中からいくつかのシーンを短い物語スライドとして時系列に提示。参加者に“次の一手”を考えてもらいながら進行し、外科医に加え看護師、薬剤師、放射線・病理、麻酔等の多職種コメンテーターが、人・組織・システム要因の観点から具体策をコメントします。個人を責めず再発予防に焦点を当て、明日から実践できる安全文化の醸成を目指します。会場からの意見も拾い、学びを共有します。

座長
有賀 智之(東京科学大学総合外科学分野 乳腺外科)
渡邉 純一郎(順天堂大学大学院医学研究科 乳腺腫瘍学)
ファシリ
テーター
有賀 智之(東京科学大学総合外科学分野 乳腺外科)
コメン
テーター
山口 美樹(JCHO久留米総合病院 乳腺外科)
藤井 孝明(日本医科大学 乳腺外科)
鈴木 美智子(がん研究会 有明病院 医療安全管理部)
橋本 直弥(愛知県がんセンター 薬剤部)
石原 幹也(大阪国際がんセンター 腫瘍内科)
横山 紀江(札幌医科大学附属病院)

委員会企画 医療安全委員会2

  • 6月27日(土)14:55-15:40
  • 第10会場(国立京都国際会館 1F さくら)

ハイリスク薬の説明と“受け止めのずれ” ― 医療者の意図は、患者にどう届いているのか ― 概要

乳癌診療においては、化学療法、分子標的薬、免疫療法、抗体薬物複合体(ADC)など、高い治療効果と同時に重篤な有害事象を伴いうるハイリスク薬が日常的に使用されている。治療選択に際し、医療者は十分な説明と同意取得を行っているつもりであっても、「医療者が伝えた内容」と「患者が理解・受け止めた内容」との間に乖離が生じていることは少なくない。
医療者は「説明した」「同意を得た」というプロセスを重視しがちである一方、患者は自身の価値観や期待、不安、治療への希望といった固有の認知フレームの中で説明を解釈しており、この認識のずれは、有害事象発生時の不信感や医療紛争へと発展しうる医療安全上の重要課題である。
本セッションでは、医師・看護師・患者代表・弁護士といった多様な立場の参加者が、多職種チーム医療の視点から、ハイリスク薬の説明が実際にどのように受け止められているのか、どこで、なぜ理解のずれが生じるのかを多角的に検討する。説明の巧拙や個人責任を問うのではなく、構造的課題として共有し、医療安全の観点から「説明したか」ではなく「どう受け止められたか」を確認する医療の重要性を明確にし、乳癌診療における安全文化の醸成につなげることを目的とする。

座長
橘髙 信義(地方独立行政法人東京都立病院機構東京都立駒込病院 乳腺外科)
渡邉 純一郎(順天堂大学大学院医学研究科 乳腺腫瘍学)
ディスカッ
サント
石原 幹也(大阪国際がんセンター 腫瘍内科)
鈴木 美智子(がん研究会 有明病院 医療安全管理部)
野上 典子(順天堂大学医学部附属順天堂医院 がん治療センター)
平沼 直人(平沼髙明法律事務所)